MBTIは国際規格に基づく世界標準の検査です
MBTIは、世界30以上の言語に翻訳され、50カ国以上で利用されています。 MBTIは、一人ひとりの性格を心の機能と態度の側面からみたものです。それらは、「ものの見方(感覚・直観)」と「判断のしかた(思考・感情)」及び「興味関心の方向(外向・内向)」と「外界への接し方(判断的態度・知覚的態度)」の4指標であらわされ、16タイプに分類してとらえようとします。MBTIは、16タイプそれぞれの強み、特徴、そしてその人の今後の課題を整理し、個人の成長や人と人との違いを理解し、周囲の人との人間関係作りにも役立てることができます。 検査結果はあくまできっかけとして使用します。 受検者は、検査結果はあくまできっかけととらえ、自分がしっくりくるタイプを自分でみつけるようにします。実施者(MBTI認定ユーザー)は、その過程を支援します。
MBTIは従来の性格検査と違います
MBTIはユングの心理学的タイプ論をもとに開発された検査です。特性論を背景にした従来からよく実施される特性を測るための診断ではありません。検査の結果から業務の適性を決めることや、成功の可能性を測るものでもありません。タイプ論は、特性論のように性格の特徴の良し悪しや他人との能力差を測定するものではなく、個人一人ひとりが生まれながらに持っている心の指標を指し示すものです。自分という固有の存在だけに焦点を当てるため、普通を求めることや、標準と比べて性格の優劣を決めることはありません。
MBTI認定ユーザーとは?
日本MBTI協会認定 Japan-APT MBTIトレーニング講座を修了し、筆記試験及びフィードバック自己評定の記述試験の両方に合格し、MBTI実施のためのマテリアルを購入して、MBTIを実施することができ、かつフィードバックができる専門家です。すべての受検者にはFace to Faceのフィードバックを行なうことが義務付けられているため、MBTIを回答してもらう場面からフィードバックまでのすべてについて責任をもって支援します。
MBTIは受検者の利益を尊重します
MBTIは国際規格のもと、ユングの心理学的タイプ論の学会、APTより認可を受けた講座を受講し、資格を取得された認定ユーザーだけに実施を限っています。認定ユーザーは、受検者が検査結果からベストフィットを見出していく過程を適切に支援することを義務づけられています。MBTIを特性論の検査として利用し、検査結果を特性論で解釈した場合は、だれの利益にもならないだけでなく、害になる可能性を含んでいます。そのためMBTIの受検者は、質問用紙に回答するだけでなく、資格を取得した認定ユーザーによってフィードバックを必ず受けることとしています。